柏盛の蔵元 片山酒造さんを見学しました。

矢板からとんかつあづまさんへ行く途中に、片山酒造さんがあります。

何度も前を通っていたのですが、なかなかタイミングがあわず、通り過ぎていましたが、この日はまだ2月中旬で、酒造り真っ只中。いいタイミングなので、お邪魔させていただきました。特に見学の予約していたわけではなく、新種でも買って帰る予定でした。

 

▲入り口正面に、酒ケーキが。もう、片山酒造さんと言えば、これです。

 

▲ケーキの手前には、ショーケースと試飲用のお酒が並んでます。この日、私のすぐ後に入ってきた男性2名は、見学の予約をして来た方々。あら、いいなぁ。

早速、カウンターにいるお姉さんに、どうすれば見学出来るのか聞いてみると、「お時間あるのでしたら、ご一緒にどうですか?」だなんて…。バレてますね。もちろん、喜んでご一緒させて頂きました。

 

▲売店を奥に進むと、和釜が見えて来ます。隣に置いてあるのが甑(こしき)。ここでお米を蒸しあげてお酒にしていきます。周りが洗い場のよう。結構狭いですね。

 

▲こちらは、井戸。硬度は2とのこと。とっても柔らかい軟水です。ここからくみ上げたお水は、お酒だけじゃなく、生活用水にもつかっているのだそうです。お風呂も選択もこのお水。なんか贅沢〜。

 

▲洗面台がすぐそばに。空のペットボトル持ってたら、お水汲みたかった〜。

 

▲奥に進むと、放冷機が置いて有りました。両側は、醪の入ったタンク。ほんのりいい香りがします。

 

▲蔵の一番奥には、舟が。舟とはお酒を絞る機械です。ブルーのシートの下が桶になっていて、醪を詰めた布袋を桶に入れておくと、自重でお酒が絞れて行きます。最後は、上から重しをかけて、絞って行きます。右下のオレンジ色のところに口があり、絞ったお酒はここから出て来ます。

 

▲お酒を絞るときに使う布袋。

 

▲最後に、麹室の入り口。流石に中は見せてもらえませんでした。

 

酒造りの真っ最中だったので、蔵中いい香りが漂っていて、いい時期に見学できて良かったです。みなさんも、ぜひ、2月の酒造りの時期に酒蔵見学してみてはいかがでしょうか?